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ケノンでシミが「増える」「濃くなる」可能性と8つの対策(シミ画像あり)

 

(失敗談、やけど跡・しみ画像あり)

 

ケノンなど光脱毛器を使うことで「シミが増えるのでは?」「濃くなってしまうのでは?」と心配に思う方もいると思います。

 

結論から言いますと、光脱毛器でしみができる可能性はゼロではありません。

 

実は、僕自身もケノンの照射が原因で、一時的にシミができました。。

 

「一体どうして光脱毛器でシミができたのか?」「できたシミの経過は?どのくらいで消えたのか?」「シミをつくらない・増やさないためにどんな予防策をとるべきだったのか?」

 

これから脱毛器を使う予定のある方は僕の失敗例を参考にしてください(-_-;)。

 

 

ケノンによるシミの原因は「やけど」

光脱毛に対して得体のしれない不安を抱いている方も少なくないでしょう。

 

ですが、光の種類そのものが原因でシミができるわけではありません。

 

シミにもいろいろな種類がありますが、よく知られているのが「紫外線によるシミ」です。

 

「紫外線によるシミ」は肌にあるメラノサイトという細胞から生成されたメラニンによってできるシミです。

 

しかし、光脱毛(少なくともケノンは)の光には紫外線は含まれていません。

 

脱毛器のフィルター部分で紫外線を含む有害な波長はカットされているからです。

 

つまり、光脱毛によるシミは紫外線が原因ではありません。

 

ケノンによってシミができるとすれば、それはやけどによる色素沈着です。

 

 

ケノンは家庭用脱毛器の中ではトップクラスの脱毛効果が見込めます。

 

ですが、出力が高いゆえに使い方を誤ると、シミが増えたり濃くなることも(まれにですが)あるのです。

 

気を付けるべきは「やけどによるシミ」というわけです。

 

 

ケノン使ってできた「シミの画像」

僕もケノンを使ってやけどしてしまい、シミになったことがありました。その時の経過画像を載せておきたいと思います。(スマホの方、画像はタップで拡大します)

 

シミの経過画像(僕の場合)

実験的に、太ももの付け根付近を照射したときの画像です。

 

照射時は特に熱さは感じませんでしたが、ふと見たら小さな赤いぽつぽつができていました。

 

ちなみにやけど跡ができた後も色素沈着した部分をシールで隠しながら照射は続けていました。シールのおかげで、シミがそれ以上増えたり濃くなったりなどはありませんでした。脱毛はできました。)

 

画像は時系列順です。

 

↓1~2ミリほどの小さなぽつぽつができてしまった!

脱毛器でやけどしてしみになった画像1

 

↓赤みが消えて薄いしみになった

脱毛器でやけどしてしみになった画像2

 

↓ほぼ消えた。

脱毛器でやけどしてしみになった画像3

 

↓完全に消えた。ついでに剛毛も消えた。

脱毛器でやけどしてしみになった画像4

 

シミは1~2か月くらいでほとんど見えなくなりました。小さなシミでしたが、とりあえず消えてくれてよかったです。

 

照射によって、今あるシミが濃くならないか心配な人は、100均などで売っている小さなシールを張ってから脱毛しましょう。

 

 

やけどした原因は何だった?

僕がやけどをした原因は4つありました。

 

・高レベル(レベル10)だった

・一度に2~3回照射してしまう時があった

・照射口が近すぎた(押さえつけすぎた)

・冷やしていない

 

ケノンを使い始めたときは、やけどのことはあまり考えていませんでした。

 

脱毛効果を早く得たいと思い、初めからレベル10でやりました。

 

照射漏れがあってはいけないと思い、照射口も肌に強く押しつけていました。

 

めんどくさいので全然冷却もしませんでした。

 

 

それらが積み重なって「やけど」→「しみ」という結果になったんだと思います。

 

 

 

シミ(やけど跡)をつくらないための8つの対策

それでは、脱毛器でしみをつくらないためにはどんな対策をとればいいのでしょうか?

 

調べた知識や、実際にケノンを使ってた経験から8つの対策を紹介したいと思います。

 

 

そもそもケノンの使用がNGな人についてはこちらをご覧ください。

         ↓ 

ケノンの使用が禁止されている人・部位

 

 

1.照射口を肌に押さえつけすぎない

照射口を抑えすぎるとどうなるか
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肌に照射口を押さえつけてしまうと、肉が盛り上がって照射面(フィルター)と肌とが接触してしまいます。

 

光源から肌までの距離が近くなってしまうので、その分やけどしやすいです。

 

照射口は肌に対して垂直に、軽く当てるだけで十分です。 

 

 

2.脱毛前から日焼けを防いでおく

光脱毛の光は黒っぽい色に反応するので、日焼けしている肌ほどやけどしやすくなります。

 

脱毛後だけではなく脱毛前から気を付けるとより安心です。

 

できれば1か月前から日焼けしない努力をしましょう。

 

ちなみに、ケノンの説明書によると「脱毛後24時間は日光を避けてください」とあります。

 

どうしても外出する予定がある人は照射した部位を服で隠すか、日焼け止めを塗りましょう。

 

 

3.脱毛前から保湿しておく

脱毛前から肌の保湿を心がけておくと、肌のバリア機能が高まって、よりやけどしにくい肌になります。

脱毛後も肌は乾燥しやすくなるので、保湿クリームは塗っておくのが良いです。

 

 

4.脱毛前後に体温を上げない

体温が高まっているときほど、肌表面の温度も高いのでやけどのリスクも高まります。

 

脱毛する前後は・・

 

・激しい運動を避ける

・サウナ、長時間の入浴は避ける

 

できればシャワーだけで済ませるのがいいでしょうが、冬に風呂に入らないのはつらいでしょうから、せめて短時間で風呂から上がりましょう。

 

 

5.何回も同じ箇所を照射しない

効果を早く得たくて、同じ個所を何度も照射したくなりますが、照射回数を重ねるほど、やけどリスクも高まります。

 

確かに照射を重ねたほうが効きがよくなる気もしますが、どうしても「重ねて照射したい!」って人はせめて一回ごとに冷却をはさむことをおすすめします。

 

照射漏れを防ぐためにきっちりやって「ほんの少しかぶってしまった」くらいなら問題ないかと思います。

 

 

6.しっかり冷やす

ケノン使用前の冷却に関する注意書き

基本中の基本ですがこれをさぼってしまう人は少なくないと思います(僕もさぼってました)。

 

ケノン付属の保冷材は小さいので、薬局で大きな保冷材を買うとやりやすいです。

 

保冷材を離すと、すぐに肌の表面温度が上がり始めるので、冷却後すぐに照射をはじめましょう。

 

※また、冷却を怠るとやけどだけでなく、かゆみや赤みが発生する可能性があります。(参照記事)

        ↓

・ケノンで冷却怠ってかゆみ出た時の体験談

 

 

7.レベル調節する

高いレベルほど、当然脱毛効果も高まります。

 

ですが、レベル10でも「全然大丈夫な人」「大丈夫じゃない人」がいるなど、個人差はあるものです。

 

はじめはレベル5くらいから様子を見て、徐々にレベルを上げていくのが無難でしょう。

 

 

↓関連記事

 

ケノンのストロングはマジ痛い?レベル7以下は意味がない!?

 

 

8.適切な頻度を守る

脱毛頻度も大切な要素です。

 

脱毛は少ながらず肌に負担がかかるので、頻度があまりに高すぎるとやけどのリスクも増大します。

 

毛周期(※)の関係もあるので、数日の間に照射しすぎても意味はありません。

 

ケノンの場合、メーカーが推奨している間隔は2週間です。

 

 

※毛周期・・「休止期」→「成長期」→「退行期」といった体毛の生え変わるサイクル。表面に見える毛がすべての毛ではありません。脱毛に効果的なのは「成長期」の毛なので、「休止期」「退行期」にある毛が「成長期」になるのを待つ必要があります。

 

 

すべての対策をこなすのは大変だが・・

上記8つの対策はやるに越したことはありませんが、すべてこなすのは大変です。

 

めんどくさいと思う人は8つのうち数個だけでもいいので、あらかじめやる対策を決めてから脱毛にのぞみましょう。

 

僕の場合、やけどの原因は

 

・高レベル(レベル10)だった

・一度に2~3回照射してしまう時もあった

・照射口が近すぎた(押さえつけすぎた)

・冷やしていない

 

でしたが、レベルはそのまま10で続けました。

 

脱毛効果は落としたくなかったからです。

 

その代わり、できるだけ何回も同じ箇所に打たないようにして、照射口も軽く当て、きちんと冷却するよう心がけました。

 

自分でできる範囲内で「やけど・しみ」対策を心がけましょう。

 

 

家庭用脱毛器で一生残るようなシミはできない

「脱毛器でシミなんかできたらヤダな・・」「こわいな・・」そう思いながらこの記事を読んだ方もいるでしょう。

 

しかし、心配しすぎる必要はありません。

 

説明書をよく読んで、正しい使い方さえしていれば、やけどの危険は避けられます。

 

 

良くも悪くも、家庭用脱毛器では医療脱毛ほどの出力は出ません。

 

なので、誤った使い方をしてやけどになったとしても、ヒドいやけど跡にはなりません。

 

シミが一生残ることもないでしょう。

 

この記事で述べた対策をしっかり行っていれば「やけど跡・しみになるリスク」も避けられるはずです。