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ケノンでクーリングジェル使ったけど失敗だった話

ケノン使う際の注意書き
画像はタップで拡大します

ケノンを使う際は、「冷却すること」をすすめられていますが、小さな保冷材でいちいち冷やすのは面倒・・。

 

かといって、冷やさないで高レベル照射をすると、肌の弱い自分はこんなことになってしまうんですよね。

 

・ケノン「冷却なし」で照射したら軽いやけどしてかゆくなった話(画像あり)

 

「じゃあ、クーリングジェルを使ったらいいんじゃない?」ってことで、クーリングジェルを買って、使ってみたときのお話です。

 

クーリングジェルは脱毛時間を短縮してくれて楽になるものとばかり思っていましたが、実際使ってみるといくつか落とし穴がありました。

 

よかったら、僕の体験談を参考にしてください。

 

 

 

そもそもケノンでクーリングジェル使ってもいいの?必要性は?

ジェル使用事の注意事項
ケノン説明書より引用。画像はタップで拡大します

上記の画像はケノンの説明書内「Q&A」の画像です。

 

通常サロンなどでは光脱毛する際にジェルを塗りますが、ケノンでは必須ではありません。

 

ただし、ケノンでも肌を冷やすための冷却ジェルは使ってもいいとされています。

 

注意しなければいけないのは、「化粧品成分の含まれていない」クーリングジェルを使う必要があるということです。

 

これは、通常は無害な化粧品成分が光によって化学反応を起こし、炎症などを引き起こす恐れがあるためと思われます。

 

また同じ理由で、光脱毛をする前は、保湿ローションや化粧品などを落としておく必要もあります。

 

 

 

クーリングジェルを買ってみた、いざ光脱毛!

光脱毛用のクーリングジェル
思ったより安く手に入った・・

僕が買ったのはこちらのジェルです。

 

楽天で送料込みで1800円くらいで買いました。

 

大容量で2㎏もあります。楽天よりアマゾンのほうが安かったのでリンクはアマゾンのを貼っておきます。

 


光脱毛用 クーリングジェル ベータ 2kg

 

このジェルは光脱毛用なので、中に入っている成分も気にせず使うことができます。

 

使ってみて、特にかゆみ・炎症などの皮膚トラブルは起きませんでした。

 

ジェルは容器に移して使います。

 

容器は食品用のタッパを使いました。

 

ジェルを伸ばして肌に塗るために、スパチュラ(ヘラ?)も買ってみました。

 

タッパやスパチュラは100均でも売っています。

 

タッパとスパチュラ
タッパとスパチュラは200円でそろう。

 

使い方としては、脱毛前に肌に薄く延ばしてジェルを塗り、その上からケノンを照射するだけです。

 

脱毛を終えたら、ジェルはティッシュやトイレットペーパーなどでふき取ります。

 

 

 

クーリングジェル使ったけどダメだった理由

クーリングジェルを買って1~2回は使ってみました。

 

ですが、結局のところそれ以降は使うのをやめて、保冷剤での冷却に戻りました。

 

なぜクーリングジェルがダメだったのか?その理由について書いていきます。

 

理由1:意外とめんどくさい

もともと手間を省きたいから使い始めたクーリングジェルでしたが、使ってみて「意外とめんどくさいな・・」と思いました。

 

クーリングジェルを薄く塗って照射するまではいいのですが、脱毛を終えてからの処理がめんどくさい・・。

 

ジェルは使い終わったら落とす必要があるのですが、排水溝が詰まるので、そのままシャワーで洗い流してはいけないんです。

 

シャワーで洗い流すってだけでも、もうめんどくさいんですけどね。

 

なので、一度トイレットペーパーでふき取ってからシャワーで洗い流していました。

 

(タオルでふき取る人が多いようですが、ベトベトしますしそのタオルを洗うのがまた面倒なのでトイレットペーパーを使ってました。そのまま捨てられるので・・)

 

トイレットペーパー
家にあったやつ

また、ジェルを塗ってケノンを使うと必ずいろんなところにベトベトがつきます。

 

手はもちろん、ケノンのハンドピース(手に持つ部分)、服にもジェルがついてしまいました。

 

服についたのは単純に僕のやり方がヘタクソだっただけかもしれません。

 

ただ、自分一人で脱毛すると、手にはほぼ必ずついてしまいます。

 

肌に塗るときはスパチュラを使っても、照射している最中に肌を抑えたりとかでなんだかんだ手についてしまいます。

 

手についたら、いちいちティッシュで拭かないと、その手で何か触ってまたジェルがついてしまいます。

 

このベトベトが「けっこう厄介だな・・」とも思いました。

 

また、ジェルが手についた状態でコンセントやプラグを触るのは感電につながるのでみなさん気を付けましょう。

 

 

理由2:冷却効果が低い

そもそもクーリングジェルや保冷剤を使うのは、肌を冷却して光の刺激を少しでもやわらげるためです。

 

しかし、冷却ジェルってそのままでは大して冷たくありません。

 

ちょっとひんやりするくらいです。

 

買う前は「クーリングジェルは冷蔵庫で冷やして使うとより冷たいだろうが、そのままでも冷却効果があって使えるもの」という認識でした。

 

ジェルの商品説明にも確かそんなようなことが書いてありました。

 

しかし実際使ってみて、「冷蔵庫であらかじめ冷やす必要があるな」と思いました。

 

ジェルの袋そのままでは大きすぎるので、タッパに小分けして次の脱毛に使う分だけを冷蔵庫で冷やすことにしました。

 

ただし、冷蔵庫で冷やしても冷却効果は保冷材に劣ります。

 

保冷材のほうが「しっかり冷えているな」と感じました。

 

 

理由3:冷却効果が持続しない

冷却効果が低いといっても、冷蔵庫で冷やせば一応は使えます。

 

ただ、冷却効果の持続性も低いんです。脱毛している間に体温ですぐにぬるくなってきます。

 

本当に冷たいのは最初のほうだけです。正確に計ったわけではありませんが、肌に塗って10~20分もすれば常温になってしまいます。30分も持たなかったと思います。

 

広い範囲の脱毛は数十分はかかることもあります。

 

これでは脱毛中、何度も冷やしてあるジェルを取りに行かなくてはならなくなります。

 

これがまためんどくさい・・。

 

 

他の人はどうしているのかが気になります。

 

何度も冷蔵庫まで取りに行っているのでしょうか?それとも、あきらめて、ぬるいままのジェルで照射し続けているのでしょうか?

 

 

 

結局、保冷材に落ち着く

脱毛用保冷剤と氷まくら
左がケノン付属の保冷材。右が薬局で買った氷まくら。

以上の理由から、結局は保冷剤での冷却に落ち着きました。

 

保冷材で冷やすほうが、いろいろやらなくて済むので、僕にとっては楽でした。

 

クーリングジェルは思ったよりも手間がかかりましたし、たいして時間短縮になっていないような気もしました。

 

保冷材のほうが、がっつり肌冷やせて安心できますし、ジェルよりは冷却の持続性もあります。

 

ちなみに、ケノン買った時に付属している保冷材を使ってもいいですが、小さいのですぐ溶けてしまいます。

 

僕はやわらかい氷枕を買って使ってました。

 

 


ひえぷる やわらかまくら

 

1000円もしないです。めっちゃ安いです。

 

大きいので溶けるまで時間がかかりますし、冷やせる範囲が広いので一気に照射できます。

 

また、やわらかく体にフィットしやすいという点もGoodです。おすすめです。

 

僕はこの氷枕を薬局で2つ買って使用していました。

 

冷凍庫内の場所はとりますが、2つ凍らせておいて脱毛中溶けてしまったら、もう一方を取りに行くという使い方をしていました。

 

 

 

まとめ

クーリングジェルは「広範囲を一気に冷やせる!楽!」と思われがちですが、意外と手間がかかり、冷却目的としては実用性が低いものに感じられました(あくまで個人の感想です)。

 

サロンで誰かにやってもらう分にはいいのかもしれませんが、自分一人でやるには少々面倒です。

 

やっぱ冷やすなら、氷枕などの大きめの保冷材がおすすめです。