ケノンについて「光による目への悪影響はないのか?」といった声を耳にします。
脱毛したいだけなのに「失明」や「視力低下」なんて最悪ですよね?
はじめに言っておきますが、ケノンの光自体は「可視光」で有害な光が含まれているわけではありません。
しかし、使い方を誤れば「視力低下」の可能性はあります。
誤った使い方で被害を受けてもメーカーは保証してくれません。
後悔したくないなら、使う前に気を付けるべきことがあります。
今回の記事では「脱毛器で視力低下してしまったという口コミ」や「他人の目に照射してしまったという口コミ」「誤った使い方をしないために何を注意すべきか」について書いていきます。
・脱毛器の光で視力低下?
・「30㎝の距離で友人の目に照射してしまった!」
・サングラスかけていても、目を閉じていても要注意!
・僕なりに気を付けていたこと
「ケノンの光を直接見てしまった」の口コミ
「脱毛器の光で目が悪くなった・・(泣)」
ヤフー知恵袋を見ていて、そんな口コミを見つけてしまいました。
(※スマホの方、口コミ引用部分は読みにくいと思いますが、ご容赦ください)
・口コミ1「脱毛器の光で視力低下?」
脱毛器ケノンを使っているんですが、眉毛と目のあいだの、眉毛の産毛?のような毛を脱毛しようとして、目の上にケノンを当ててるんですが、毎回それをした後、ケノンの光が目に入り、一瞬何も見えなくなり、周りがすごく光って何も見えなくなります。これを二ヶ月くらいやってるんですが、これをやったからかわかりませんがすごく視力が悪くなりました。これはやはり目に悪くやめた方がいいんでしょうか?詳しい方教えてください。
引用元:yahoo知恵袋
この使い方はさすがにマズいですね・・。
視力が落ちてしまったことに関してはかわいそうだと思いますが、目に直接照射してしまってはそりゃ視力も落ちます・・。
目は閉じていたでしょうが、まぶたの厚みなんて0.6ミリほどしかありません。
まぶたは特に皮膚が薄いですから、光なんて突き抜けます。
しかもそのうえ、ほぼゼロ距離での照射ですから悪影響は必至です。
「眉毛と目の間の産毛」とのことですから、眉下脱毛がしたかったのでしょう。
ですが、眉毛の下は皮膚の薄いまぶたです。そしてその下には「眼球」があります。
眉下脱毛はレーザー脱毛や光脱毛では無理です。
やるべきではありません。
ケノンにはピンセットで挟むタイプの眉毛脱毛器が付いていることがあります(キャンペーンごとに異なります)。
追記:販売元からの情報によりますと、今後発売されるケノンに眉毛脱毛器は付属されなくなるそうです。眉毛脱毛器付きは残りの在庫のみとなります。(2021年4月)
もし眉下脱毛をやりたいのならそちらを使うことをおすすめします。
・口コミ2「友人の目に直接照射してしまった!」
ケノンを扱うにあたって、気を付けなければならないのは、使う本人だけではありません。
周りの人やペットに対しても十分注意が必要です。
間接的な光(照射時にもれる程度の光)や距離が離れていれば問題ないのですが、「30cmの距離で、友達の目に直接照射してしまった」という口コミも見かけました。
自宅脱毛機を直接みてしまいました。
自宅で脱毛ができる「ケノン」を使っているのですが、お友達の脱毛をしていて、あやまってこちら向きに発射してしまい、
一緒に見ていた友達が直後から目がいたくなりました。
目から光の発射地点は30㎝ほど離れておりました。
すぐに眼科にいったのですが、角膜、視力には今のところ問題はないと言われました。
しかし目の奥が痛いのとまばたきをすると違和感がある。と言うので心配です。
どなたか同じような経験、または眼科医さんはいらっしゃったらどんな検査をしたらよいのか、どんな影響が今後考えられるのか教えていただけると安心です。
引用元:yahoo知恵袋
一人では照射が難しい部位でも、家族や友人の手を借りられれば脱毛することができます。
しかし、誰かに脱毛を手伝ってもらうときや、小さい子やペットが近くにいるときは周りに十分気を配る必要があります。
照射口を他の人に向けないように、誤射しないように気を付けましょう。
・目の違和感は、数日でおさまった・・
「口コミ2」に対する回答者で、同じく光を直視したという方もいましたが、目の違和感は数日したらおさまったとのことです。
<前略>私も使用中、何度か同じような経験をしています。
一時的に違和感などありましたが、数日したらいつの間にか気にならなくなってました。
視力の低下などの問題も発生してません。
眼科で問題ないともいわれてるのだし、あんまり気にしなくてよいと思います。
引用元:yahoo知恵袋
万が一、直接光を見てしまったら、すぐにタオルにくるんだ保冷材などで目を冷やしてください。
上記の口コミのように、数日したら目の違和感もおさまるケースはありますが、できれば眼科へ行って見てもらいましょう。
・サングラスかけていても、目閉じていても、要注意!
ケノンでは「顔脱毛」も「美顔」も可能です。
説明書の「脱毛できる部位」にもちゃんと顔が含まれています。
ただ、光が強いのでサングラスをかけていてもまぶしさは感じます。
目の上に直接当てなくても、目のすぐとなりも照射はやめた方がいいです。
最低でも2~3cm以上は距離が欲しいところです。(頬やおでこはちゃんと密着させればOK)
眉下脱毛はダメと言いましたが、眉間の脱毛もやめたほうがいいでしょう。
目からの距離が近いのもありますが、眉間は狭く光が漏れやすいです。
漏れた光が直接目に入ってしまうと危険です。
まとめると
顔全般→OK※
頬→OK※
おでこ→OK※
眉間→やめておきましょう
眉下→アウト
※ただし、美顔器にしろ顔脱毛にしろ、顔付近をやるなら細心の注意は払うべき。
※美顔器で目のすぐ下を照射するのもやめておきましょう。
誤って目に照射しないために、僕が気を付けていたこと
「サングラスをかける」「タオルを顔に乗せる」「目をつぶる」・・いろいろなサイトで脱毛器を使う際に光を見ない対策が書いてありますが、僕が実際に行っていた方法を紹介したいと思います。
1.紙に注意書きして、意識付けする

はじめは注意していても、慣れてくるとつい雑になってしまうのです。
いつも意識しておくために、紙に注意事項を書いて意識付けをしていました。
簡単なことですが、割とオススメです。
2.肌に照射口をあててから、ボタンに指をそえる
ケノンの照射ボタンはけっこう軽く、簡単に押せてしまうので注意が必要です。
基本的に脱毛してる間はずっとハンドピース(手に持つ部分)を持ったままなので、自分が照射しようと思ったタイミングじゃなくても、少し指に力が入るだけでボタンが押されてしまいます。
照射口が目に向いているとき、全く無防備な状態で照射しかねないので、照射口を肌にあててから指をそえるようにしていました。
3.肌に垂直にあてる
照射漏れを防ぐため、できるだけ肌に垂直に照射口をあててました。(まあ、それでも光は多少漏れるんですけどね。)
4.サングラスではなく遮光ゴーグルを使う

付属のサングラスでも光は軽減されるでしょうが、僕は心配性なので、一応「遮光ゴーグル」なるものを通販で買いました。
遮光ゴーグルの方が肌との密着性は高いです。
使ったのはケノンを顔に当てる時だけでしたが、サングラスより安心して脱毛することができました。
5.目をつぶって顔をそむける
他サイトでもよく言われているように、僕も顔以外を照射するときは、この方法で照射していました。
僕はメガネをかけているので、「メガネあり」のままサングラスはかけられません。
顔くらいの近い距離なら裸眼で鏡を見ればいいのですが、体を脱毛するにはメガネなしでは無理でした。
メガネの上につけるサングラスも、市販で売っているようですが、目をつぶって顔をそむけるのが一番楽だと思います。
まとめ
僕はケノンを使うにあたって、特に目に光が入らないよう気を配っていました。
脱毛不可な部分を知って「気を付けよう」という意識さえ持ってさえいれば、危険は避けられます。そんなに不安に思う必要もありません。
以下に、今回の記事のまとめを書いておきます。
1.至近距離で直接目にあてるなどの使い方をしなければ「視力低下」や「失明」の心配はない
2.眉下・眉間への照射はやめるべき
3.脱毛器を使う際は光を直視しないよう十分気を付ける
4.照射時は周りの人にも気を配る
ケノンに限らず、脱毛器の使用を考えている方は以上のことに十分気を付けてくださいね!