家庭用脱毛器のカートリッジとは？6つの疑問

 

家庭用脱毛器について調べていると「カートリッジ」という言葉をよく目にします。

 

カートリッジとはいったい何なんでしょう？

 

以下の６つの疑問を通して理解を深めていきましょう。

 

・カートリッジ式の脱毛器とは？

・どうして取り外せるようになっているの？

・使い切りタイプは本体を買いなおす必要があるの？

・寿命はどのくらい？

・どんな種類があるの？

・照射面積って大事なの？

 

【おまけ】

・男性の髭に対応してる脱毛器は？

 

【まとめ】

・カートリッジから見た脱毛器比較

 

 

実際に脱毛器を使ってきた筆者の消費者目線の感想もふまえ、解説していきたいと思います。 

 

※記事に掲載されている情報は記事執筆時点のものになります。各脱毛器の最新のカートリッジ情報を知りたい方は、各脱毛器公式サイトをご確認ください。

 

 

 

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脱毛器のカートリッジというのは、光脱毛器の先端に取り付けられている取り外し可能な、アタッチメントのことです。

 

なかには発光ランプが入っていて、この発光ランプが光ることにより脱毛をすることができます。

 

種類によって照射面積や、照射可能回数が決まっていて、それぞれに特徴があります。

 

脱毛器選びにおいて、ぜひ着目しておきたい重要なパーツです。

 

 

 

取り外せるようになっている理由は主に2つあります。

 

 

たいていの光脱毛器には、カートリッジが複数種類あります。

 

照射面積や照射力、用途の違いによって使い分けます。

 

美顔専用のカートリッジに付け替えれば、美顔器として使うこともできます（脱毛器によって美顔機能ないものもあるので注意）。

 

 

脱毛器の発光ランプには寿命があります。

 

蛍光灯をイメージしてみるとわかりやすいのですが、中に入っている発光ランプは一定回数を過ぎると、脱毛に十分な照射力を保てなくなるのです。

 

本体がまだ使えるのに発光ランプだけが使えなくなって、丸ごと買い替えるはめになるのは非常にもったいないですよね？

 

しかしランプ部分が取り外せるようになっていれば、本体を長持ちさせられます。

 

発光ランプに寿命が来ても、新しくカートリッジを交換すれば、新品同様使い始めることができるのです！

 

 

脱毛器によってはシルクエキスパートのように、本体とカートリッジが一体化していて、取り外しできないものや、カートリッジ単品で別売りされておらず、追加購入できないものもあります。

 

そういった脱毛器は、上記で述べたメリットはありません。

 

詳しくは後述します。

 

 

 

脱毛器には、カートリッジが追加購入できない（別売りされていない）使い捨てタイプと、追加購入ができて交換可能なタイプがあります。

 

追加購入ができない使い切りタイプは、照射寿命まで使い切ったら、本体ごと買いなおす必要があります。

 

・交換可能なタイプ

ケノン、ラヴィ、レイボーテグランデ・・

 

・使い捨てタイプ

ルメア、シルクエキスパート、光エステ・・

 

 

※光エステの旧型（ES-WH71）には別売りアタッチメントがありましたが、現在生産終了しています。

 

 

それでは、カートリッジを単品で追加購入するにはいくらの費用がかかるのでしょうか？

 

各脱毛器で単品購入した場合の価格を調べてみました。（税込）

 

・ケノン

本体と同時購入

ラージ　　　4,200円

エクストラ　6,000円

スキンケア　4,000円

ストロング　6,000円

プレミアム　9,800円

 

単品購入

ラージ　　　7,700円

エクストラ　9,800円

スキンケア　6,800円

ストロング　9,800円

プレミアム　19,800円

 

※ケノンは本体と同時購入することで割安になります。

 

 

・ラヴィ

脱毛用　5,400円

美顔用　　5,400円

 

・レイボーテグランデ

ラージ　　10,800円

スモール　　7,560円

 

 

 ※レイボーテグランデのフェイスカートリッジは別売りされていないようです。

 

別売り単品カートリッジも、そこそこのお値段はしますが、本体を買いなおすよりは安上がりです。

 

 

 

カートリッジには寿命があるといいましたが、実際どのくらい長持ちするのでしょうか？

 

寿命を見る時に目安となるのが、各カートリッジの照射可能回数です。

 

以下がメジャーな6つの光脱毛器の、照射可能回数になります。

 

・ケノン　　　　　　　５0万発

・シルクエキスパート   ４0万発

・光エステ　　　　　　30万発

・ルメア　　　　　　　25万発

・ラヴィ　　　　　　　5千発

 

※いずれも、最大発数のカートリッジにおける最大レベルで照射した場合のショット数です。

 

※シルクエキスパートはPro5 のショット数です。（Pro3 は30万発）

 

※レイボーテグランデは最小レベル（レベル1）での照射回数しか確認できませんでした。最小レベルで20万発です。最大レベルでは数万発かと思われます。

 

 

最近の家庭用脱毛器は、昔に比べだいぶ照射可能回数が多くなりました。

 

 ラヴィはカートリッジ寿命が短いのが欠点ですね。

 

 

・「照射可能回数は最大レベルの場合で見るべし」

 

脱毛器は照射ごとにレベルを変えることができるのですが、どのレベルで打つかにとって、カートリッジの発数の減り具合も変わってくるのです。

 

例えば

レベル5なら残り10000発打てるが

レベル1なら残り40000発も打てる

 

といった具合にです。

 

実際、脱毛器を使うときは低いレベルで使うことはほとんどありません。

 

効果が低いからです。

 

主に最大レベル付近のレベルを使うことが多いので、照射可能回数は最大レベルを目安に見ていくとよいでしょう。

 

 

・「照射力はほんの少しずつ落ちていく」

 

カートリッジ内のランプは消耗品ですから、使っていくうちにほんの少しずつ照射力が落ちていきます。

 

僕も脱毛器を長く使っていて、「はじめに比べると若干パワーが落ちたかな？」と感じることがありました。

 

計算上、脱毛するのに十分な発数があっても、後でパワーが物足りなくなることもあるかもしれません。

 

そういう心配のある方は、追加カートリッジが買えるタイプの脱毛器を買うのがおすすめです。

 

 

いろいろ注意点を述べましたが、僕の経験から言えば基本的には追加カートリッジの購入は必要ありません。

 

（ただし、照射可能回数の極端に少ないラヴィは、全身脱毛をするなら追加購入が必要かと思われます。）

 

しかし、以下に当てはまる場合には追加購入を検討する必要があります。

 

・剛毛で、脱毛期間が長い人

・家族などと共用する場合

 

自分一人で脱毛器を使用する人でも、剛毛な人はそれなりの脱毛期間やパワーが必要なので、追加購入が必要な場合があります。

 

また、家族など複数人で使いまわす場合も、それだけ照射回数が必要になってくるので、追加購入する検討の余地があります。

 

衛生面を考えて、別々でカートリッジを使用したい場合も同じです。

 

 

追記：レベル10でも50万回照射できるスーパープレミアムカートリッジが2019年に登場しました。なのでケノンの場合、剛毛な人であってもほとんど追加カートリッジを購入する必要はないかと思われます。

 

 

 

ほとんどの光脱毛器では複数種類のカートリッジが用意されています。

 

脱毛器によって1～5種類と幅があります。

 

脱毛器を買う前には、どんな種類があるのかを確認しておきましょう。

 

 

 

光脱毛はキセノンランプという、フォトフェイシャルでも使用される光源を用いています。

 

カートリッジを付け替えれば美顔器としても使え、美肌効果も期待できるのが特徴です。

 

美顔専用のスキンケアカートリッジがあるのはこの記事で取り上げた6つの光脱毛器のうちではケノンとラヴィのみです。

 

ほかの光脱毛器にもフェイス用カートリッジはありますが、脱毛も兼ねているので美顔専用というわけではありません。

 

光脱毛器はカートリッジによって光の波長を調節しているので、美顔専用は通常の脱毛用より、肌への負担が軽いと思われます。

 

脱毛器を美顔器としても利用したい方は、美顔専用カートリッジのついた脱毛器がおすすめです。

 

　　　　　　　　　　↓

 ケノン美顔器の効果は？（ビフォーアフター写真あり）

 

 

通常の脱毛カートリッジのほかには、美顔用、顔脱毛用、照射面積の狭いところ用（スリム・ビキニライン・スモール）や、パワーのより強いストロング（剛毛用）、照射面積の広いエクストラなどがあります。

 

・シルクエキスパートは2種類

通常の脱毛用と、狭い部分を照射するためのコンパクト用があります。

 

・ルメアは4種類

顔用、体用、ビキニエリア用、脇用の4種類です。

 

・光エステ・レイボーテグランデは３種類

ボディ用、顔用、ビキニライン用（スモール）の３種類です。美顔専用はありませんが、一応のスキンケア効果はあるようです。

 

・ラヴィは2種類

ラヴィは通常の脱毛用と美顔用の2種類です。

 

・ケノンは6種類

スーパープレミアム、プレミアム、ラージ、エクストラ、ストロング、スキンケアの6種類です。

 

※プレミアムはラージの進化版です。

※スーパープレミアムはプレミアムのさらに進化版です。現在のケノン標準搭載カートリッジです。

 

 

ルメア、シルクエキスパート、光エステはすべてのカートリッジが本体の付属品としてついてきます。

 

また、レイボーテグランデのカートリッジも3種類とも本体に付属しています。

 

ラヴィやケノンはキャンペーンやセットによって、以下の通り付属内容が異なります。

 

・ラヴィ

基本セット　脱毛用のみ

美顔セット　脱毛用＋美顔用

 

 

・ケノン

キャンペーン内容によってコロコロ変わる。大体は標準のスーパープレミアムを含め、３～４個のカートリッジが付いてくる。

 

脱毛器を買う前には、どのカートリッジが付属しているのか、ちゃんと確認しておきましょう。

 

 

カートリッジの照射面積は、脱毛器選びをする際の、重要な一つのポイントになります。

 

なぜなら、照射面積は脱毛する際の所要時間や手間の省略につながるからです。

 

基本的には、照射面積が広いほど少ない回数で脱毛できるので、所要時間も短く済みます。

 

個人的には、スリムカートリッジなど照射面積の狭いカートリッジの必要性を感じたことはありませんでした。

 

以下が脱毛器ごとの照射面積の比較です。

 

・レイボーテグランデ　12㎠

・ケノン　　　　　　　9.25㎠　

・光エステ　　　　　　8.3㎠

・ラヴィ　　　　　　　6.0㎠

・ルメア　　　　　　　4㎠

・シルクエキスパート　3㎠

 

※各脱毛器、最も照射面積の広いカートリッジを比較

 

 

　　　　　　　　↓

ケノン最大のデメリットは「自分で行う手間」冷却とかちょって面倒？？

 

 

いろいろと調べる過程で、各脱毛器が男性の髭にも対応しているのかという情報も入手したので、載せておきたいと思います。

 

Q.男性の髭に対応してる？

 

・ケノン　　　　　　　対応

・レイボーテグランデ　対応

・ラヴィ　　　　　　　対応

・光エステ　　　　　　対応

・ルメア　　　　　　　非対応

・シルクエキスパート　非対応

 

 

ちなみにいうと、上の3つは本体が大きい据え置きタイプで、下の3つはハンディタイプです。

 

やはり据え置きタイプのほうが全体的にパワーがあるのかなと思います。

 

（追記：いつのまにか「光エステ」も髭に対応していました。修正しました。）

 

 

ここまで、「カートリッジの必要性やメリット」「使い捨てor交換可能」「寿命（照射可能回数）」「種類」「照射面積」などについて述べてきましたが

 

※価格表示は記事執筆時点のものです。

 

ちょっとごちゃごちゃしたので、脱毛器ごとにまとめてみました。↓

 

今回は、「カートリッジ」という切り口で脱毛器を見ていきました。

 

カートリッジについて知ることは後悔しない脱毛器選びにつながります。

 

この記事がお役に立てたのなら幸いです。