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ケノンで照射NGな部位はある?全身脱毛はどこまでできる?

 

 

Q.ケノン1台で100%の全身脱毛は可能なの? 

 

 

たしかにケノンは、脱毛器の中では照射可能部位が多いです。

 

「ほぼ全身脱毛」ができます。

 

しかし、どの脱毛器でもそうですが、ケノンにも照射NG(またはできない)部位があります。

 

 

↓ケノンを買う前に、照射可能部位をチェックしておきましょう!

〇目の近く以外は可能。眉下・眉間は×

もみあげ

うなじ △一人できれいにやるのは少し難しい
背中 △一人ではできない
乳輪 △推奨はされない
手の甲・指
Vライン

I・Oライン

△推奨はされない
太もも、すね
足の甲、足の指

 

ケノンで「照射できない範囲」「照射が推奨されていない範囲」について詳しく説明していきます。

 

 

自分の手が届く範囲しか脱毛できない

ケノンは家庭用脱毛器です。

 

セルフ脱毛です。

 

それゆえ、自分の手が届く範囲しか脱毛できません。

 

一人での背中脱毛は、ほぼ無理

背中をかく赤ちゃん

背中に手が届かない人は多いでしょう。

 

そして、自分では見えません。

 

ケノンで背中脱毛はできません。(一人では・・)

 

なかには、鏡を見ながら一人で背中脱毛する猛者もいるようですが、大変ですし、きれいに脱毛するのは難しいので、おすすめしません。

 

家族や友人に手伝ってもらうか、エステやクリニックへ行って脱毛してもらうのが良いでしょう。

 

背中脱毛だけならエステなら5万円ほど、クリニックなら10万円ちょっと、でできます。

うなじは一人で、できないこともないが・・

うなじの毛

 

うなじは手が届くので、一人でやれないこともないです。

 

ただ、自分で見えない範囲なので、よりきれいに整えたいのなら、お店へ行って脱毛するのが賢明でしょう。

 

うなじ脱毛だけなら、エステやクリニックで3~4万円で可能です。

 

眉下脱毛はできない(目のまわりはNG)

眉毛描かれた犬

 

「眉下」は絶対にケノンで照射してはいけません。

 

もちろんメーカー非推奨ですし、僕もおすすめしません。

 

「自己責任ならやってもいいよね?」と思ってる方・・

 

 

自己責任でも、絶対にやらないでください!

 

 

ケノンでの眉下脱毛は、非常に危険です。

 

眉下は目に近すぎます。というか、まぶたを挟んでほぼ目の上を照射することになります。

 

まぶたは皮膚の中でも特に薄い部分なので、脱毛器の光なんか、簡単に目に到達します。

 

強い光を(まぶたを挟んでいるとはいえ)目に向けて照射すれば、どうなるかわかりますよね?

 

目の違和感程度で済めばいいのですが、視力障害を起こす可能性だってあります。

 

眉下脱毛をどうしてもやりたい方は、 「眉毛脱毛もやっているクリニック」を探すと良いでしょう。

 

エステでもやっているところがありますが、箇所が箇所ですので、安全性を重視して、クリニックへ行くことをおすすめします。

 

 

ケノンって眉毛脱毛器があるんじゃないの?

ケノンの眉毛脱毛器
出典:ケノン公式サイト

買うタイミングにもよりますが、ケノンには眉毛脱毛器がついていることがあります。(最近はずっと付いていますね)

 

「眉毛脱毛器で眉下を脱毛すればいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが

 

ケノンの眉毛脱毛器は評判があまりよくありません・・。

 

「かたくて使いにくい」「1本1本やるのが面倒・・」などの声があります。

 

それに、本体の脱毛器と違って減毛効果まであるのかは不明です(おそらくありません)。

 

つまり「ふつうの毛抜き」と大差ないということです。

 

なので、眉毛脱毛器での眉下脱毛は、あまり期待しないほうが良いでしょう。

 

 

追記:販売元からの情報によりますと、今後発売されるケノンに眉毛脱毛器は付属されなくなるそうです。眉毛脱毛器付きは残りの在庫のみとなります。(2021年4月)

 

 

顔脱毛はケノンでもできる(目のまわり以外)

ケノンで顔脱毛できる範囲
タップで拡大

 

「眉下や眉間、その他目のまわり」以外ならケノンで照射可能です。

 

髭、もみあげ、頬、おでこ、鼻など顔のパーツに照射できます(鼻は凹凸があるのでやりにくいと思います)。

 

※鼻毛はダメです。粘膜への照射はNG ですので、鼻の穴に向けての照射は危険です。

※口周りの毛を照射する際は、誤って唇を照射しないようにしましょう(唇は表皮が薄く、やけどしやすいからです)。

 

顔脱毛する際は、付属のサングラスや遮光ゴーグルを必ずつけてください!

 

サングラスなどをしっかり装着して、照射口を肌に密着させ、極力光漏れがないようにしましょう。

 

顔脱毛する際は、とにかく目に向けて照射しないよう気を付けましょう。

 

 

 

Iライン(性器直近)・Oライン(肛門まわり)はメーカー非推奨

ケノンで全身脱毛は可能かの説明
ケノン説明書より(タップで拡大します)

 

ケノンでアンダーヘア脱毛を行っている人は多いですが、実はIライン(性器直近)やOライン(肛門まわり)はメーカー非推奨です。

 

推奨されない理由は、皮膚が薄く、肌の色も異なるからです。

 

肌が黒ずんでいると、光がより多く吸収されてしまうので、肌への刺激が強まります。

 

肌への負担が高まり、やけどの危険性も高まります。

 

Vラインは問題ありませんが、Iライン・Oラインへ使用する際は自己責任でお願いします。

 

乳輪周りは脱毛できる?

乳輪周りの毛

 

乳輪周りにちょろっと太い毛が生えることありますよね。

 

そう・・乳毛です。

 

僕も生えてました。

 

先ほど述べたとおり、肌の色素の濃い部分へケノンを照射することは推奨されていません。

 

Iライン・Oラインと同じく、メーカー非推奨で、照射するなら自己責任ということになります。

 

僕はメーカー非推奨なのを承知な上で、乳毛に照射してみたのですが、意外と痛くありませんでした(個人の感想です)。

 

照射するのなら、通常の部位以上に冷やす必要があると思います。

 

エステとかだと、乳毛だけで1パーツとして料金取られることもあるので、自己責任な上でトライしてみるのもありかもしれません・・。

 

 

 

「照射できない・推奨されない箇所」まとめ

ケノンで「照射できない範囲」「推奨されない範囲」をまとめてみました。

 

1.眉下・眉間

 

絶対にNG、視力障害を起こす可能性がある。ケノンの眉毛脱毛器はあまり期待しないほうがいい。

2.乳輪・ I/Oライン

 

ケノンで出来ないこともないが、メーカーは推奨していない。

3.背中

 

一人ではできない。手伝ってくれる人が必要。

4.うなじ

 

一人でも可能だが、よりきれいに仕上げたいなら、誰かに手伝ってもらうか、エステ・クリニックに行く必要がある。

 

 逆に言えば、これら以外の箇所はケノンで脱毛可能です。

 

ケノンは「ほぼ全身脱毛」が可能というのが正確なところかと思います。

 

 

「全身をたった7万円出来る!」と聞くと、すごくお得な感じがしますが、なにもケノン1台ですべてをこなす必要はありません。

 

部位によっては、エステやクリニックへの脱毛を選択し、自分で出来る部分はケノンで済ませるのもありなのです。

 

 

ケノンと店舗脱毛をうまく併用すれば

 

満足のいく結果を得られつつ、トータルでの脱毛金額も抑えられ、節約することができます。